Reozatugaku’s diary

今を生きる17歳です

山田太郎ってよく見るけど誰?をお答えする

皆さんは山田太郎という名前を見たことがあるでしょう。

名前の例としてが多いですよね。

 

もしも日本に旅行に来る観光客に山田太郎って書かれているけどだれって聞かれたら、皆さんはどう答えるつもりですか!!怒w

 

答えられないようでは、だめですよね。(全然大丈夫ですし、聞かれることがまずないです。)

 

とりあえず皆さんがこのサイトに来たのはそれを知りたいからですよね。

説明しましょう!

 

太郎は長男「輩行名」

 まずは「太郎」。「太郎」は本来、長男を意味する「輩行名(はいこうめい)」でした。輩行は「兄弟」のことで、輩行名は「太郎」「次郎」「三郎」といった具合に、兄弟の出生順を表す名前のこと。

「江戸時代以前から、本名とは無関係に長男が『太郎』、次男が『次郎』と名乗り、その家の何番目の子かを表す慣例がありました。昔話などに『太郎』がよく登場するのはそのため。次男や三男よりも多い長男を表す『太郎』は、人々に最も親しまれる名前だったのです」

 人々になじみのある名前だったことから、記入例に広く使われるようになった「太郎」。それでは「山田」はどうでしょうか。

 2018年8月時点で、日本において最も多い名字は「佐藤」で全国に約200万人。以下2位「鈴木」(約175万人)、3位「高橋」(約145万人)と続きますが、「山田」は12位でトップ10にも入っていません。

しかし、全国的に見ると、佐藤や鈴木は分布に偏りがあります。佐藤や鈴木は東日本に多い一方、西日本ではトップ10圏外の地域も少なくありません。また、田中のように西日本に多い名字もあるのです

 その点、高橋や山田は地域的な偏りがなく、全国に満遍なく分布する名字といいます。しかし、山田よりランキング上位の名字があるにもかかわらず、山田が選ばれたのはなぜでしょうか。

「最も多く名字に使用される漢字は『田』『野』『川』『山』『谷』の5つですが、この漢字だけで構成される上位の名字は山田だけ。つまり、日本全域で親しみを感じる人が多い山田と太郎を組み合わせた『山田太郎』は、誰が見ても『普通の氏名』に見えることから、記入例に広く使用されているのです」

 ちなみに、NHKの調査によると、「山田太郎」が使われ始めたのは、山田太郎さんの歌「新聞少年」がヒットした1965年頃とされているようです。